Magazine
リノベマガジン
Latest articles
最新記事
Recommend
おすすめ記事
2025.02.25
住み続ける?住み替える?老後の住まいの選択肢
- #リノベコラム

-
定年後などライフスタイルが大きく変わる節目に、住居の在り方を見直す方が増えています。
この特集では、老後の住居について、自宅に住み続ける場合と住み替える場合のメリット・デメリットや注意点を解説します。 -
自宅に住み続ける場合のメリット
老後も自宅に住み続ける最大のメリットは、愛着のある家と慣れ親しんだ環境で得られる安心感です。住宅ローンを完済している場合は、固定資産税のみの支払いで済むため、住居費の負担も抑えられるでしょう。
【メリット】
・長年住んだ家と環境への安心感
・住居費の負担を抑えやすい
・持ち家の場合は必要なリフォームやリノベーションも自由にできる -
自宅に住み続ける場合のデメリット
いくら住み慣れた家であっても、高齢になった時、間取りや設計、立地環境などに不便さを感じてしまう場合、住み替えを考えた方がいいかもしれません。また、設備などの老朽化による不具合に備えて修繕費を準備しておく必要があります。
【デメリット】
・老後のライフスタイルにマッチしない可能性がある
・老朽化する家の修繕費がかかる
・広さを持て余してしまう -
-
-
老後の住まいには、バリアフリーや介護を視野に入れたリフォームが必要になることもあります。
セカンドライフに向けた施工事例も満載 -
住み替える場合のメリット
バリアフリー住宅やエレベーター付きのマンションに住み替えることで安心した生活を送れるでしょう。駅近など利便性の高い物件を購入できれば、5年後、10年後に資産価値が高まっているかもしれません。
なお、家の売却には住宅ローンの完済が必要ですが、買い替えローンを活用すれば、住宅ローンの残債と新居の購入ローンを合算できます。
【メリット】
・ライフスタイルに合わせた生活環境を手に入れられる
・住まいの価値を高められる
・買い替えローンを利用できる -
住み替える場合のデメリット
住み替えには、不動産の購入費用や手数料、税金などの費用がかかります。
また、今ある住まいを売却してから新居に引っ越す「売り先行」の場合、新居完成まで賃貸住宅などに仮住まいする必要があります。
一方、新居の購入を優先する「買い先行」の場合は、旧居と新居の住宅ローンが重複する期間が生じます。
【デメリット】
・住み替える際に諸費用がかかる
・売り先行型の場合は仮住まいの期間が必要
・買い先行型の場合はダブルローンの期間が必要 -
住み替え後の自宅の対処方法は?
老後の住み替えにあたり旧居をどのように処分すべきかお悩みの方へ。おすすめの対処方法を解説します!
住み替え後の旧居の対処方法には大きくわけて2つあります。 -
売却する / 賃貸物件として貸し出す
-
「売却」
旧居を売却して得た利益を、住み替え費用や住み替え後の生活費に充てられます。不動産を所有しなくなるため、維持費や管理が不要となるのも大きなメリット。
また、売却して現金化することで財産分与がしやすくなるのもうれしいポイントです。
物件の状態や立地によっては予想した額で売却できない可能性もあるため、資産価値が高いうちに売却を検討することをおすすめします。 -
「賃貸物件として貸し出す」
旧居を賃貸物件として第三者に貸し出すことで、一定の収入源を得られます。月々の家賃収入が見込めるため、経済的にも精神的にも余裕が生まれるはずです。
ただし、賃貸物件として貸し出す際は、管理費や修繕費、借主募集の経費、税金などのコストも考慮しなければなりません。また、賃貸物件として貸し出そうとしても、借り手が見つからないリスクもあります。
-
-
多くの選択肢から ご家庭に合ったベストチョイスを
住み替えには、不動産の購入費用や手数料、税金などの費用がかかります。
ご相談はこちらから
また、今ある住まいを売却してから新居に引っ越す「売り先行」の場合、新居完成まで賃貸住宅などに仮住まいする必要があります。
一方、新居の購入を優先する「買い先行」の場合は、旧居と新居の住宅ローンが重複する期間が生じます。
老後の居住環境は、それぞれのライフスタイル、経済状況、健康状態などによって最適な選択が大きく異なります。住み続けた場合、住み替えた場合のそれぞれのメリットとデメリット、トータルコストを把握するため、専門家の意見を求めることも大切です。
将来の人生設計をしっかりと考えたうえで情報を収集し、自宅に住み続けるか、住み替えるか、そしてその後の自宅の扱いについて最善な選択をしましょう。
オリバーでは老後の暮らしに最適なリフォームはもちろん、住み替える場合は適切な価格での売却や、新居探し、買い替えローンのご相談まで幅広くサポートいたします。不動産に関する疑問やご要望もお気軽にご相談ください。
担当者:角
Latest articles
最新記事
Recommend
おすすめ記事