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リノベマガジン

2025.05.15

夏を快適に過ごすために「窓と換気」

  • #リノベコラム
夏を快適に過ごすために「窓と換気」
  • もうすぐ暑〜い夏がまたやってきますね!
    昨今からの電気料金の値上げもあり、高熱費削減にも頭を悩ませそうです。そこで、上手に節電しながら、夏を快適に乗り切る暮らしのコツとリフォームのアイデアをご紹介します。

  • そもそも、部屋が暑くなる原因は?

    そもそも、部屋が暑くなる原因は?

    外から帰ってきたらムワッと暑いお部屋…。外が暑いから当然なのですが、具体的には熱は家のどこから入ってくるのでしょうか?
    住宅で最も断熱性能が弱い場所は、窓と扉です。特に窓から入る熱量は、夏には70%以上になります。そして、その熱が排出されずに留まり続けることが、お部屋の暑さの原因です。
    ですから、問題解決のためには
     
    ①窓から入る太陽の熱を減らす
    ②温まった空気を室内から排出する

    の2つを行うのがポイントです。

  • 窓から入る熱を減らす方法

    • 窓から入る熱を減らす方法

      ・カーテン
      最も簡単で一般的。効果が高いのは厚手の遮光カーテンですが、部屋が暗くなるため、レースの遮光カーテンが人気です。

    • 窓から入る熱を減らす方法

      ・ガラス交換
      サッシのガラスだけを断熱ガラスに変える方法で、サッシごと交換するより安価でできます。夏は遮熱、冬は断熱と一年中効果を発揮する断熱タイプのLow-Eガラスがおすすめ。なお、Low-Eガラスには遮光タイプもありますが、冬のことを考えると、断熱タイプのほうが適しています。

    • 窓から入る熱を減らす方法

      ・窓交換
      ガラスの断熱性が高くても、サッシがアルミの場合は、その性能を十分発揮することができません。サッシの交換でおすすめなのは「樹脂サッシ」です。樹脂の熱伝導率は、アルミの1/1000であり、断熱性と結露対策にも効果が期待できます。

    • ・内窓
      今ある窓の内側にもう一つ窓を設置する方法。窓と窓の間に空気の層ができ、断熱性が向上。エアコンの効きが良くなります。結露対策にもなるほか、遮音効果や侵入抑止効果などのメリットも期待できます。

    • ・外付けルーバー
      浴室の窓の目隠しによく使われているルーバーですが、換気を兼ねた多機能のものもあります。イメージとしては雨戸とブラインドを一体化させた感じなのですが、光を通すポリカ素材や角度が調整できるものもあり、光と風をコントロールし、プライバシーも守れるのが人気です。網戸がない窓に最適な網戸つきタイプもあります。

    • ・外付けシェード
      日射熱対策は、室内のカーテンより窓の外からの日除けが有効です。窓の上にバーを取り付ければ、すだれやゴーヤなどの設置がより簡単になります。

    • ・クリスコート
      窓もガラスも変えることなく、窓に塗るタイプの遮熱ガラスコーティング「クリスコート」は、赤外線の90%以上、紫外線の99%以上をカットしてくれます。暑さだけでなく、調度品の色褪せやシミ、ソバカスなどの原因を防いでくれるのも嬉しいですね。

    • ・網戸交換
      通常の網戸よりも糸を細くして通風量をアップさせた網戸もあります。従来の網戸に比べて通風量は20%アップ。コストも窓交換よりもかなり抑えられます。

    • ・熱交換型換気扇
      エアコンは空気を循環させるだけで、空気の入れ替えをしてくれません。最近は換気機能のついたエアコンも登場していますが、エアコンの買い換えよりも手頃な価格でできるのが、熱交換型換気扇の取付けです。室温に合わせて調温した空気を給気してくれるため、冬場に「24時間換気システムが寒い」と感じる方にも好評です。

  • 換気のポイント

    換気のポイント

    外から帰ったらまず換気
     帰宅して、熱い空気の室内に入ると、すぐにエアコンのスイッチをONにしたいところですが、その前にいったん換気を! 暑いままエアコンを使うより、換気の後に使うほうが効率的に室温を下げることができ、節電効果も高くなります。

    窓は対角線で開ける
     効率良く換気するには、家・部屋の対角線に風が通るようにします。平面の対角線や、上下の対角線を意識して窓やドアを開けましょう。風の通り道を妨げるドアやふすまは、夏の間だけ取り払って、のれんを下げるのも一案です。風が通りやすくなり、見た目にも涼しげです。

    開ける窓の大きさは
     風は小さな隙間から勢いよく入り、大きな隙間からは弱い力でも排出されやすい性質があります。そのため、入り口の窓は小さく開け、出口の窓を大きく開けるとよいでしょう。

    窓がひとつしかない時は
     開ける窓がひとつしかない場合は扇風機を窓の外に向けて置く、窓がない部屋はドアを開け扇風機を廊下に向けて置くと、部屋の温かい空気を外に押し出せます。浴室やトイレ、キッチンの換気扇を回しておくのも効果的。

    明け方の涼しい空気を取り入れる
    朝、早起きして涼しい風を部屋一杯に取り入れれば、日中の温度上昇を抑えることができます。取り込んだ涼しい空気を逃がさないよう日中は窓を閉め、夕方徐々に涼しくなってきたら空気を入れ替えるとよいでしょう。

  • いかがでしたか?
    今は補助金を活用した窓のリフォームも可能ですので、気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせくださいね。

    ご来店、ご相談お待ちしております^^

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担当者:角

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