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2025.06.19
「外」から見直す 「ウチ」の暑さ対策
- #リノベコラム

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日々厳しさを増す日本の夏。光熱費も上昇傾向にあるなか、できるだけ冷房に頼らず、そして快適に過ごしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのが「遮熱塗料」を使った外壁・屋根の塗装工事です。今回は、遮熱塗料の仕組みやメリット・デメリットをご紹介しながら、外装から見直す暑さ対策のヒントをお届けします。 -
遮熱塗料とは?
~太陽の熱をはね返す仕組み~
遮熱塗料は、太陽光に含まれる赤外線を反射することで、屋根や外壁の表面温度の上昇を抑える機能を持った塗料です。特に日差しが強くなる夏場には、屋根の表面温度が60~80 近くになることもありますが、遮熱塗料を塗布することで状況に応じて10~20 ほど温度を下げることができます。
屋根や外壁の温度が高くなると、その熱が建物内部へと伝わり、室内の温度を押し上げてしまいます。特に屋根は日射を直接受けるため、天井裏の熱が室内に降りてくることで、エアコンの効きが悪くなる原因にもなります。遮熱塗料で「建物外部からの熱侵入」をブロックすると、室内環境の快適性が向上します。そして、屋根裏や室内の温度上昇が抑えられることで、エアコンの稼働率が下がるため、省エネ・電気代の削減にもつながるのです。 -
遮熱塗料のメリットとデメリット
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メリット
○ 室内温度の上昇を抑え
夏場の快適性が向上
○ 冷房使用量の削減による
省エネ効果
○ 屋根や外壁の劣化を抑制し
建物の長寿命化に貢献 -
デメリット
△ 一般的な塗料に比べてやや高価
△ 効果は屋根・外壁の色や
立地環境に左右される
△ 冬季は遮熱による
保温効果は期待できない
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遮熱塗料は「夏を快適に過ごすための選択肢」として非常に優れていますが、全ての住宅に万能というわけではありません。遮熱性能を十分に発揮させるには、施工前の診断と適切な製品選びが重要です。
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遮熱効果を高める色の選び方
熱性能を最大限に引き出すためには、塗料の「色」もポイントになります。一般的に、白や明るい色ほど赤外線を反射しやすく、遮熱効果が高まります。逆に黒や濃い色は熱を吸収しやすいため、遮熱塗料であっても効果はやや劣ります。
ご相談はこちらから
とはいえ、最近では濃色でも遮熱性能を付与した製品もあり、外観デザインと機能性を両立させることも
不可能ではありません。ですがやはり一番効果を得られるのは濃い色よりも「白色」となります。
遮熱塗料は、夏の暑さ対策としてだけでなく、住まい全体の快適性や建物寿命を延ばすためにも有効な選択肢です。
「本当に効果があるの?」「どの塗料が合っているの?」など、気になることがあれば、ぜひ オリバーまでお気軽にご相談ください。
担当者:角
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